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生活用品から食品まで様々な商品がそろう“100円ショップ”。今年度も過去最高水準で新規出店が続いている。「これまでなかったアイテム」がコンセプトの100円ショップから、100円ショップの商品でオリジナルのインテリアなどを生み出すクリエーターまで、人気の背景を取材した。

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◆「百貨店」と「100円ショップ」?

高知市内の中心部にある、70年以上の歴史を誇る百貨店「高知大丸」では、急ピッチである準備が行われていた。来月15日からフロア丸ごと1階分に100円ショップが出店するという。「百貨店」と「100円ショップ」、同じ「百」でも縁遠い存在に思えるが──

小島尚取締役「100円ショップというのは百貨店のお客さまにどうなんだという話もあると思うが、(客層の)二極化の中で、富裕層を狙う部分と、低価格のお客さまを狙っていく」

百貨店には高級で気軽に足を踏み入れづらいイメージがあり、近頃は赤字フロアが出るなど、苦戦気味。幅広いターゲットを取り込むため、100円ショップに目をつけたのだ。

百貨店のお客さんは──

お客さん「デパート見て、高級品を見ておいて、いるものがあれば100円ショップ寄って帰ろうかな」

百貨店側は、100円ショップによる相乗効果でフロアの黒字転換を見込んでいるという。