Androidの次のバージョンで、現在開発中の「Android P」には複数の法人向け機能が搭載される。
グーグルの公式ブログでいくつかの機能が紹介されている。

青いブリーフケースのバッジ
業務用プロファイルで利用するアプリには、青色のブリーフケースのバッジが付く。
アプリランチャーに業務用途のアプリ専用のタブが用意され、すぐアクセスできるという。
一方で、スマートフォンが常にユーザーの手元にあるデバイスということに配慮して、
ワークモードのON/OFFができるという。OFFにすると業務用プロファイルのアプリや通知、
データ通信が無効になる。

Android Pでは、1つのアプリで、ユーザーの個人アカウントと業務アカウントの両方を切り
替えられるようになる。既にグーグルのアプリ「Google Tasks」同様の機能がサポートされて
いるほか、近日中にGoogleの他のアプリでも対応する。

このほか、新機能として、複数のユーザーが1つのデバイスを共有するといった利用スタイルの
サポートが挙げられている。たとえばシフト勤務を採用する企業では、ある時間帯に働いた
スタッフが、次の時間帯を担当するスタッフへ引き継ぎする際、1つのデバイスをそのまま使い
回せるようにする。引き継ぎ時にはアカウントをサインアウトし、次のスタッフがログインする
という形になる。

https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1123470.html