SNSで知り合った17歳の少女に下着姿の写真を送るよう要求したとして、警視庁は33歳の
会社員を都の条例違反の疑いで書類送検しました。中高生に自分のわいせつな写真を送らせる
被害が相次いでいることからことし新たな条例が施行され、摘発は全国で初めてです。
書類送検されたのは東京 世田谷区に住む33歳の会社員です。

警視庁によりますと、会社員はことし2月、SNSで知り合った17歳の少女に下着姿の
わいせつな写真を自分で撮影して送るよう要求したとして、都の条例違反の疑いが持たれています。

警視庁の捜査員が、会社員と少女がツイッターでやり取りしているのを見つけて発覚したと
いうことです。

中高生にわいせつな写真を撮って送らせるいわゆる「自画撮り」の被害が相次いでいることから、
東京などでは、こうした写真を要求すること自体を禁止する条例がことしから施行されていて、
摘発は全国で初めてだということです。

警視庁によりますと、会社員は容疑を認め「やってはいけないことだとわかっていたが、欲望に
負けてしまった」と話しているということです。

警視庁は取締りを強化するとともに、ネットで知り合った人などに安易に画像を送らないよう
呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180528/k10011455591000.html