25日午後6時50分ごろ、石川県小松市のJR北陸線粟津駅付近の線路に「人が倒れている」と110番があった。
男児2人が倒れており、病院に搬送されたが意識不明の重体で、うち1人が死亡した。
小松署によると、死亡したのは同市の山本悠太君(5)で、もう1人は兄の晃君(7)。悠太君の死因は脳挫傷だった。

 同署は2人が電車に接触したとみて、詳しい状況を調べている。

 JR西日本金沢支社によると、福井発金沢行きの普通電車が粟津駅を出発する際、運転士が前方のホーム端から約1メートル先の線路付近に人が倒れているのを発見した。

 小松署によると、この電車より約35分前に粟津駅を通過した特急サンダーバード29号の先頭車両のドライブレコーダーに線路近くに座っている男児2人が、最後尾車両のレコーダーに倒れている2人がそれぞれ写っていた。

 車両に血痕のようなものがあり、同署は2人がこの特急と接触したとみている。

線路に2男児…特急と接触か、5歳弟死亡 石川・小松
http://www.sanspo.com/geino/news/20180525/tro18052521530009-n1.html