「森友学園」をめぐる事件で補助金を騙し取った罪などで起訴され、10か月近く勾留されていた学園の前の理事長・籠池泰典被告と妻の諄子被告が保釈されました。

 学校法人「森友学園」の前の理事長・籠池泰典被告(65)と妻の諄子被告(61)は、小学校の建設工事に対する国や大阪府の補助金などあわせて1億7000万円余りをだましとったとして、詐欺などの罪で起訴されました。

 2人は去年7月、大阪地検特捜部に逮捕されて以降10か月近く大阪拘置所で勾留されていましたが、大阪地裁は23日に保釈を認める決定をしました。

これに対して大阪地検は決定を不服として準抗告していましたが、裁判所は25日、準抗告を退けて改めて2人の保釈を認める決定をしていました。2人は25日夜、大阪市内で記者会見を開く予定です。
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