アメリカンフットボールの日本大と関西学院大の定期戦(6日、東京)で、日大選手が関学大選手に悪質なタックルをして負傷させた問題で、
日大アメフト部の選手たちが、タックルした選手を守るために「声明文」を作成する意向であることが24日わかった。関係者が明らかにした。

 声明文には、23日に緊急会見した内田正人前監督らの発言と、選手たちの見解の相違点などを明記する予定という。
選手の一人は「次のスタートを切るための一歩。今ここでモヤモヤしていても、うまくいかない。
どうなるか分からないけど、前に進んでいきたい」と語った。

 また、この日、同部の保護者ら約110人が東京都内で父母会を開き、選手を支援することを決めた。

 同会会長は、4年生の選手代表から連絡があったことを明らかにし、
「選手としても一致団結したい、声明を上げたいと言っているので、それを支援したい」と語った。
父母会、選手はそれぞれ代理人を立てることも検討しているという。

 また、会長は内田前監督らの会見には、
「大学の対応に憤りを覚えた。(タックルした)守備選手の発言が正しいのではないか」と私見を語り、
けがをさせる指示のあったことについては「(他の父母からも)聞いたことがあります」と話した。



日大選手「声明文」出す意向 タックルした選手守るため
https://www.asahi.com/articles/ASL5S73Q7L5SUTQP043.html