(CNN) 米国立公園局は23日までに、米カリフォルニア州ヨセミテ国立公園にある巨大な絶壁「ハーフドーム」で、ケーブルを使って絶壁を登っていた男性1人が落下し、死亡したと明らかにした。
男性は、激しい豪雨のなか、もう1人の人物と登っていたが、滑って転落した。
男性はハーフドームの頂上まで残り約121メートルのところまで来ていた。ハーフドームのヨセミテ渓谷の底からの高さは約1500メートル。
公園局によれば、パークレンジャーに通報があり、2人目の観光客を支援するために現場に向かった。男性の遺体は22日午後1時ごろ発見されたという。
男性の身元は家族への通知が行われた後に発表される見通し。
ハーフドームをケーブルで上るなかで起きた死亡事故は2010年以来初めてだという。

https://www.cnn.co.jp/usa/35119629.html
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