加計新文書「安倍首相の発言を信頼」二階幹事長

加計学園の獣医学部新設をめぐり、政府は自民党の役員連絡会で、愛媛県が国会に提出した新たな内部文書に記載された内容は事実と異なると説明しました。
これを受け二階幹事長は、文書の内容を否定した安倍総理大臣の説明を信頼し、支持すると強調しました。

自民党の役員連絡会には政府側から西村官房副長官が出席し、加計学園の獣医学部新設をめぐり愛媛県が国会に提出した新たな内部文書について、
安倍総理大臣は文書に記されている日に学園の加計理事長と面会していないとし、学園側も面会を否定するコメントを出しているなどと説明しました。

二階幹事長は会期が残り1か月を切ったことも踏まえ「今週は極めて重要な週となる。一致団結して残された重要法案の審議を一刻も早く行うことが必要だ」と述べ、
働き方改革関連法案などの重要法案を成立させるため、結束して着実に審議を進めていく方針を確認しました。

このあと二階幹事長は記者会見で「安倍総理大臣の発言を信頼し、支持するのは当たり前のことだ。国会は一日とて油断できない重要な審議をしており、
答弁に立つ政府にはしっかり対応してもらいたい」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180522/k10011447881000.html