【アメフット悪質タックル問題】日大に抗議の嵐も内田監督“逃走”東スポWeb
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アメリカンフットボールの日本大学と関西学院大学の定期戦(6日)で日大の選手が悪質なタックルで
反則行為を犯した問題で、日大に膨大な量の抗議電話が殺到していることが18日、分かった。
この日は都内で日大の理事会が開かれたが、常務理事の内田正人監督(62)は報道陣をかく乱して“逃走”。
説明責任を果たさない指揮官と世間の“乖離”は広がる一方となっている。

 午後1時から始まった理事会は1時間強で終了。大学の出口からは警備員に護衛された車両が次々と出てきたが、
待ち構えていた報道陣が内田監督の姿を捉えることはなかった。応対した日大関係者は理事会について
「出席者と内容はコメントしない」と質問をシャットアウト。内田監督についても「もう帰りました」と話すのみだった。

中略

 こうした事態を受け、日大には一般からの抗議などの電話が相次いでいる。
日大広報はその数について「山ほどあります。腐るほどあります。紙にすると何百枚とあります」と返答。
もはや一つひとつ数え切れるレベルでは到底ないようで「1時間、文句をタラタラ言われるので大変。
電話は鳴りっぱなしでつながらないですよ」とややイラだった様子で説明した。

17日の会見で関学大・鳥内秀晃監督(59)が求めたように、混乱を収めるためには内田監督が会見を開いて
“真相”を説明する以外に方法はないが、その予定はまだないという。日大広報は
関学大と被害選手への謝罪を「優先させるのは当然です」と話し、会見はその後に設定することも示唆した。
一方で「会見自体が流動的。学連のほうで第三者委員会を立ち上げる動きもある」と今後の動向を見守る姿勢も。
19日には日大・内田監督らが関学大の鳥内監督らに会い事情説明と謝罪を行う予定だが、
真相究明への時間はまだまだかかりそうだ。