お話を伺った裕子さん(40歳・仮名)は、「現場が業務改善しようと上に提言すると、こちらが逆にツブされますよね」と言います。裕子さんの第一印象は、
笑顔がかわいらしく明るく朗らか。パワハラらセクハラとは無縁のようにも感じます。

「前の会社では、女性社員からは“KY”と言われていたみたいです。男性からは“いつも楽しそうでいいね”とか“いつも明るいね”などと話しかけられることが多かったですね。
悩みがないように思われてしまうと、“あいつには何を言ってもいい”という雰囲気ができてしまう。これってパワハラの対象になるんですよね。私は短大卒業後5年間、
アパレルメーカーに勤務していたのですが、いつもヘラヘラしていたので、上の人から無理な数字を押し付けられたり、人員や在庫を回してもらえなかったりして、辛い思いをしました」

店長として現場のお店で働くうちに、アパレル業界のみならず、社会は男性中心の搾取構造だと痛感する。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180520-00010001-suitsw-life