太陽が消滅した後の太陽系の運命について、英国の天文学者らは太陽系は星雲となり、その状態で数千年存在した後消滅するという説を唱えた。

天文学者らは口をそろえて、40億年から50億年たつと太陽系の酸素は尽きると唱えている。
ヘリウムの燃焼が始まって核が燃え、超高温に達する。
太陽の表面は彗星、金星、火星を飲み込んで膨らんでしまい、地球は火の玉と化し、生命は途絶える。
太陽は小さな白い燃える球となる。

太陽系の未来については天文学者らの間では30年あまりにわたって論争が続いている。
今回の英国の学者らの説はこれに終止符を打つものと注目されている。
太陽は規模を縮小し、白い球と化しても、なおかつ周囲の星雲の光源となり続ける。
太陽系全体は宇宙に無数にある星雲の1つとなって残る。
この研究結果はネイチャー誌に発表されている。

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