日本大学のアメリカンフットボール部の選手が関西学院大学との定期戦で重大な反則行為をした
問題で、日大は、内田正人監督と加藤直人部長が、けがをさせた関西学院大の選手などに
直接謝罪をしたことを明らかにしました。

今月6日、都内で行われた日大と関西学院大の定期戦で、日大の選手が、ボールを投げ終え
無防備な状態だった関西学院大の選手に後ろからタックルし、この反則行為で関西学院大の
選手は右ひざなどのけがで全治3週間と診断されました。

この問題で、関西学院大は日大に対し、反則行為の背景を明らかにするよう求めるとともに、
反則行為でけがをさせた選手や保護者に「直接謝罪してほしい」と求めていました。

日大広報部によりますと、19日に日大の内田監督と加藤部長が、けがをさせた選手本人などに
直接謝罪をしたということです。

今回の問題で、日大は、学内で反則行為をした選手や関係者全員の聞き取り調査を進めていて、
その結果については今月24日をめどに関西学院大に伝えることにしています。

関西学院大は、19日の謝罪の内容や受け止めについては、日大の調査結果が届いたあとに、
その見解や今後の対応と合わせて会見して説明するとしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180519/k10011445051000.html