レイ法律事務所・弁護士の河西邦剛です。

今月12日、JR原宿駅前で30代の男性に「盗撮していたでしょ、見てましたよ」などと声をかけ、示談金名目で現金100万円を脅し取
ろうとした20代の男が、17日、詐欺未遂の容疑で警視庁捜査一課に逮捕されたと報じられました。これはいわゆる「盗撮ハンター」と呼ばれる犯罪です。



■盗撮ハンターの手口とは

盗撮ハンターの盗撮犯への接触方法で典型的なものとしては、駅や路上等で盗撮をしている盗撮犯を見つけ「いま俺の彼女を盗撮してただろ!」と声をかけるものがあります。

ただ、この盗撮ハンターは「俺の彼女」とは言っているものの、実際には盗撮の被害者とは無関係であり、彼氏のふりをしているにすぎません。

そして、盗撮犯に接触した盗撮ハンターは「さぁ警察にいくぞ!」といい、盗撮犯のほうから「すみません。なんとか示談にできませんか。お金ははらいますので」と切り出すのを待つわけです。

https://sirabee.com/2018/05/18/20161630836/