福岡県警福岡空港署は17日までに、約2・2キロの覚醒剤を密輸したとして、覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)の疑いで、英国籍の職業不詳、デニス・アリック容疑者(52)を逮捕した。門司税関も関税法違反(禁制品輸入未遂)の疑いで福岡地検に告発した。

逮捕容疑は4月30日、韓国の仁川国際空港から到着した旅客機で運んだスーツケース内に、1億3千万円相当の覚醒剤を隠し密輸したとしている。

県警によると、ケース内部を細工して外側との間に隙間を作り、ポリ袋入りの覚醒剤を隠す手法だった。手荷物のエックス線検査で判明した。

https://www.sankei.com/west/news/180517/wst1805170095-n1.html