下関市は30日にある全国一斉の住民総参加型スポーツイベント「チャレンジデー」に3年連続で参加する。前田晋太郎市長が14日、昨年に続き対戦する東京都江戸川区の多田正見区長とエールを交換し、健闘を誓った。
チャレンジデーは人口規模が近い自治体間で、当日午前0時から午後9時までに15分以上継続して運動やスポーツをした住民の参加率を競う。下関市は昨年、秋田市、江戸川区との三つどもえの戦いを制し初勝利。参加率は47・3%、参加人数は12万7216人だった。
エール交換は下関市南部町の下関商工会館で、インターネット電話を使って実施。多田区長は初参加だった昨年は参加率46・9%で下関市に敗れたことから、「今年も僅差の戦いになる。お互い頑張ろう」と述べた。前田市長は「認知度が高まってきたので今年は参加率60%以上を目指す」と意気込みを示した。
下関市はチャレンジデー当日に市内で九つのスポーツプログラムを用意し、下関陸上競技場、市体育館、長府体育館、彦島体育館を無料開放する。徒歩や自転車での通勤、通学、散歩も対象となる。女子マラソンメダリストの有森裕子さんがイベントの大使として下関入りする。
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