那覇市の平和通り商店街振興組合のメンバーや市職員らで組織する「アーケード検討委員会」(委員長・饒平名康臣振興組合副理事長)は16日までに、既存アーケードを撤去する方針を確認した。
29日の同組合総会で5年後の撤去開始と「オーニング(日よけ)の設置」といった代替案の検討などを提案する。(社会部・浦崎直己)
アーケードは1981年完成。
高さ7メートル、幅7メートルで、全長は360メートル。
建設時に各店舗が店舗幅分の費用(1メートル当たり約31万円)を出し合い、約1億3千万円かけて整備した。
建築確認を受けていない違反建築物で、消防設備は老朽化で機能していない状態といい、テントの劣化のほか、鉄製の支柱では腐食による穴も確認されている。
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