近年、絶滅危惧種に指定されたニホンウナギの漁獲量が低迷し、ウナギの価格高騰が懸念されている。土用丑の日などにウナギを食する習慣がある
日本人にとって、この事態はまさに大問題である。このように、日本ではウナギというと専ら食用と考えられがちであるが、世界を見渡せば、それ以外の用途でウナギが利用されることもある。その最たる例の一つが“肛門への挿入”である。
決して一般的とは言い難いが、一部のマニアはアナルに異物を挿入するプレイを好む。中でも、細長くてヌルヌルしたウナギは生きたまま肛門に入
れるのに最適なのだ。とはいえ、ウナギを使ったプレイには危険を伴う。そんなリスクを考える上で、海外の過激動画サイト「BestGore」に公開された映像は参考になるだろう。
手術台の上には、尻を出した男性が横になっている。その肛門から、なんと、長くてヌルヌルしたものが出ているではないか! 解説によると、こ
れはデンキウナギだという。デンキウナギといえば、細胞を発電させて600〜800Vの電圧を生じさせる危険な生物である。それを自らの体内に突っ込ん
だ男は、いったい何をしたかったのだろうか? 異物挿入の快感に加えて、体内に電流が流れるのを味わいたかったのか? いずれにしても命懸けであ
る。動画では、医師がウナギを引っ張って無事に引き抜くことに成功している。ウナギは動かず、男性もまた動かない。男性は瀕死の状態にあるのかもしれない――。
同様の事件は、昨年11月にも英紙「Metro」などで報じられた。中国東部の南昌大学病院にて、40代の男性が肛門からウナギを除去する手術を受け
たのだ。手術は成功したものの、病院側は男性のプライバシーを守るために詳細を明かさなかった。実は中国では、ウナギをアナルに挿入することは
珍しいことではないという。同年4月、南中国広東省の劉さん(49)は、「便秘を治すため」肛門に挿入したウナギが抜けなくなって、病院で手術を
受けた。その1カ月後、中国南西部の四川省の別の男性が同様の手術を受けたが、これは悪戯が原因だった。さらに、「Qi Qi」として知られているVl
ogger(ビデオブロガー=日常生活をビデオで公開する人々)の女性(20)が同年7月、コンドームをつけたウナギを使ってオナニーする様子を生配信。彼女は体内からウナギを引き抜けず、手術を受ける羽目になった。
このように危険な肛門への異物挿入は控えるべきだ。ウナギにとっても、美味しく食べられるのならまだしも、アナルに突っ込まれたのでは死んでも死にきれないだろう。
(文=標葉実則)
動画
https://youtu.be/MAuHSYMGGMw
http://tocana.jp/2018/05/post_16864_entry_2.html