参議院予算委員会は、理事懇談会で、来週14日に集中審議を行うことで合意しました。
一方、加計学園の獣医学部新設をめぐり、野党側が柳瀬元総理大臣秘書官や愛媛県の
中村知事らを集中審議に招致するよう求めたのに対し、与党側は持ち帰って検討する考えを
示しました。

参議院予算委員会の理事懇談会では、週明け14日の午後、安倍総理大臣や河野外務大臣らに
出席を求めて集中審議を行うことで、与野党が正式に合意しました。

一方で野党側は、加計学園の獣医学部新設をめぐる10日の柳瀬元総理大臣秘書官の
参考人質疑で「疑惑はさらに深まった」として、集中審議に柳瀬氏のほか、当時、内閣府で
地方創生を担当していた経済産業省の藤原審議官や、愛媛県の中村知事らを招致するよう
求めたのに対し、与党側は持ち帰って検討する考えを伝えました。

集中審議では、獣医学部新設の過程が適正だったのかどうかや、来月12日に行われる
米朝首脳会談を見据え、北朝鮮問題などをめぐって論戦が行われる見通しです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180511/k10011435061000.html