ボディーガード役の組員に拳銃を持たせた罪に問われ、17年間にわたり裁判が続いていた指定暴力団・
山口組の元最高幹部の被告が9日、死亡したことがわかりました。

死亡したのは山口組の元最高幹部・瀧澤孝被告(80)です。
瀧澤被告は1997年、大阪市内のホテルの前でボディーガード役の組員2人に実弾入りの拳銃を
持たせたとして2001年に起訴され、17年間にわたって裁判が続いていました。

9日、大阪高裁で2回目の差し戻し控訴審の判決が予定されていましたが、捜査関係者によりますと、
瀧澤被告の体調不良を理由に裁判は延期となりました。瀧澤被告はこの日の夜に死亡したということで
病死とみられます。

継続中の裁判は被告の死亡により、公訴が棄却される見通しです。

https://www.mbs.jp/news/kansainews/20180510/GE000000000000022499.shtml