警察官射殺の19歳「書類の訂正何度もさせられ理不尽」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180502-00000056-mbsnewsv-l25
滋賀県彦根市の交番で警察官が射殺された事件で2日、家庭裁判所に送致された19歳の男性巡査は「ストレスのようなものが一気に爆発した」と供述し、遺族への謝罪の意思も示しているということです。

 19歳の男性巡査はすべての捜査が終了し、殺人と銃刀法違反の非行内容で2日、家庭裁判所に送致されました。今後家裁の判断次第では成人と同じ刑事裁判を受けることになります。
男性巡査は先月11日、彦根市の河瀬駅前交番で井本光警部を射殺したとされています。

 巡査は警察の取り調べで動機について、「書類の訂正などを何度もさせられ理不尽に思えた。
嫌がらせを受けていると感じた、犯行の直前に書類作成の指導を受けストレスのようなものが一気に爆発した」と話していることが、県警への取材でわかりました。また、遺族に対し謝罪したいとも話しているということです。

 「被害者、ご遺族はもとより、地域住民のみなさま、県民のみなさまに深くお詫び申し上げます」(滋賀県警 鎌田徹郎本部長)

 滋賀県警の鎌田徹郎本部長は2日、巡査を懲戒免職処分にしたと発表し、監督責任として彦根署の署長らにも処分が下されています。