3日の憲法記念日を前に、公明党の山口代表は、東京 新宿で街頭演説し、これまで解釈や
立法措置によって憲法を時代の流れに合わせ、一度も改正して来なかったと指摘し、
憲法改正は慎重に議論すべきだという考えを示しました。

この中で山口代表は「日本国憲法は、施行から71年を迎えようとしているが、これまで、改正を
一度も行ってこなかった。各国は改正を重ねているが、日本は、憲法の解釈や立法によって
懸命に時代の流れに合わせてきた。この日本の戦後の歴史を、改めて問い直すべき時だ」と述べ、
憲法改正は慎重に議論すべきだという考えを示しました。

一方、山口氏は、財務省の決裁文書の改ざんなど、公文書をめぐる問題が相次いでいることに
ついて、「政府の行政情報が、国民にひとしく行き渡る保障がなければ、国民主権を全うすることは
できない。決裁が済んだ公文書を改ざんしたり、あるべきはずの文書を『ない』と国会で公言し、
あとから発見されたりするのは、主権をないがしろにする行いと言わざるをえない」と批判しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180502/k10011425181000.html