近畿管区警察局の幹部職員、路上で公然わいせつ 罰金の略式命令、公表せず
2018.4.24 15:28

近畿管区警察局の幹部だった男性職員(47)が路上で下半身を露出したとして、
大阪府警に公然わいせつ容疑で書類送検され、裁判所で罰金の略式命令を
受けていたことが24日、関係者への取材で分かった。
職員は警察庁採用で、戒告の懲戒処分を受けたが、公表はされていない。
職員は現在、同庁の別の部署に所属しているという。

関係者によると、職員は昨年11月2日午前0時半ごろ、
大阪市北区西天満の歩道で、下半身を露出したまま20代の女性に近づいた。

女性が110番し、近くの路上にいたところを駆けつけた警察官が見つけ、同行を求めたという。

職員は当初の調べに対して「立ち小便をしていた」などと
公然わいせつ容疑について否定したが、後になって容疑を認めた。

前日夜から職場の同僚らと酒を飲み、いったん帰宅した後、
再び外出して犯行に及んでいたという。

職員は天満署に同容疑で書類送検され、大阪簡裁から今年1月に、
公然わいせつ罪で罰金10万円の略式命令を受けた。
職員は当時、近畿管区警察局会計課で、会計処理が適切かどうかなどを調べる
監査官を務めていた。同月に戒告処分を受けたが、同警察局は公表せず職員も退職していない。

近畿管区警察局は、近畿2府4県の警察本部が広域の捜査・警備にあたる際に
調整役を担うほか、大規模災害発生時には機動隊を派遣するなどしている。

https://www.sankei.com/west/news/180424/wst1804240067-n2.html