希望の党と民進党の執行部は23日、両党が結成する新党の名称を「国民党」とする
検討に入った。新党の綱領案には「穏健保守からリベラルまでを包摂する国民が
主役の中道改革政党を創る」との基本理念を盛り込む。

 両党は23日、所属国会議員を集めた会合をそれぞれ開き、新党名について意見を
聴取。「国民民主党」「改進党」などを推す声があった。民進党の会合では「共和党」を
提案する意見もあった。24日の新党協議会での検討を経て決定する。

 また両党は基本政策案でも大筋合意。安全保障関連法について「現憲法の平和主義を
尊重し、専守防衛を堅持するとの原則に基づき、違憲と指摘される部分を
白紙撤回することを含め、必要な見直しを行う」と記す。原発政策は民進の政策を踏襲し
「2030年代原発ゼロに向け、あらゆる政策資源を投入」としている。【樋口淳也】
https://mainichi.jp/articles/20180424/k00/00m/010/167000c