特急到着前に駅閉鎖 216人乗り未明の臨時、駅員失念 JR大分駅
https://mainichi.jp/articles/20180423/ddp/041/040/021000c

JR大分駅(大分市)で22日未明、乗客216人を乗せた臨時特急の到着前に
営業を終了するトラブルがあった。駅員が臨時特急の到着予定を忘れていたのが原因で、
巡回中の警備員が乗客に気付いて誘導し出入り口を解錠するなどした。
JR九州大分支社は「指導を徹底し、再発防止に努める」としている。

同支社によると、臨時特急は福岡市で21日にあった人気ロックバンド
「ONE OK ROCK(ワンオクロック)」のコンサートの終了時刻に合わせ運行した
博多発大分行きのソニック。大分駅には22日午前1時29分到着予定で、
駅の営業時間を通常の午前1時から45分延長することになっていたが、
駅員が予定を失念して通常通り営業を終了した。

特急は予定より遅れて午前1時38分に大分駅に到着したが、駅構内の一部の照明は消され、
有人改札の窓口は閉じられて駅の出入り口も施錠されていた。
たまたま巡回していた警備員が、自動改札から出る乗客に気づき、
駅の出入り口まで誘導して解錠したため大きな騒ぎにはならなかった。
乗り越し精算などが必要な乗客には特急の車掌らが対応した。【野原大輔】