国会空転 打開策は? セクハラ、加計問題で攻防

国会では、野党側が先週に続き、麻生財務相の辞任などを求め、審議拒否を続けたが、空転の打開に向けた動きが浮上している。

立憲民主・辻元国対委員長は、「大臣のけじめなくして、国会論議なし」と述べた。

野党6党は、麻生財務相の辞任や、柳瀬元首相秘書官らの証人喚問などを求め、23日も国会審議を欠席した。

午後には、女性議員らが財務省を訪れ、およそ5,300万円の退職金が支払われる予定の福田事務次官について、辞任前に懲戒処分を行うよう要求した。

一方、自民党の森山国対委員長は23日午後、今週26日に衆参両院で外交問題についての集中審議を開くよう、野党側に呼びかけたことを明らかにした。

自民・森山国対委員長は、「国会として、立法府として、役割を果たしていくことが極めて大事」と述べた。

野党からも、ゴールデンウイーク前の審議復帰を検討する声が上がっており、今後、正常化に向けた「条件交渉」が行われることになるもよう。

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