沖縄県は23日、膵臓すいぞうに腫瘍が見つかった翁長おなが雄志たけし知事(67)が、
県内の病院で21日に受けた手術について、無事に終了したと発表した。

 富川盛武副知事らが県庁で記者会見し、明らかにした。切除した腫瘍が良性か悪性か
判明するのは約2週間後になるという。一般的には術後4〜5週間程度で退院するといい、
入院中は職務代理者を置かずに対応する。

 ただ、今後の翁長氏の病状次第では、今秋にも予定されている知事選への影響が出る
可能性がある。

 富川氏は「知事は『県民の皆様には体調面でご心配をおかけした。一日も早く公務に
復帰するためリハビリに取り組み、元気な姿をお見せしたい』と話している」と語った。

 翁長氏は手術の翌日にはベッドから起きあがり、リハビリに励んでいて、手術ではほかに
腫瘍は見つからなかったという。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180423-OYT1T50053.html