財務省のセクハラ疑惑を巡って、野党側は関係者を呼び実態について質しました。野党側は
あくまで麻生財務大臣の辞任を求めており、国会の不正常な状態が当面続く見通しです。

 「結局、セクハラも認めません。処分もされません。税金から5000万円と言われる
退職金が満額支給されます。国民感情として許されないんじゃないかという趣旨の質問」
(希望の党 柚木道義衆院議員)

 「先生方のご指摘、申し入れ、重く受け止めさせていただきます」(財務省担当者)

 立憲民主党などの野党は辞任を表明した財務省の福田事務次官のセクハラ疑惑について
財務省側に質しました。また、財務省によれば福田氏の退職金はおよそ5300万円になると
いうことです。

 野党は与党側に対し、麻生財務大臣の辞任を求めていますが、与党側が応じないため、
野党側が今後の新たな国会の審議日程については応じない“不正常”な状態が続いています。
安倍内閣が後半国会の最重要法案に位置づける「働き方改革関連法案」の審議入りを
急ぎたい与党側にとって、国会審議における“野党不在”の状況をどう打開するか差し迫った
課題となっています。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3349325.html