映画の舞台にも 旧増毛駅が観光拠点にリニューアル

かつて高倉健さん主演の映画の舞台にもなった北海道の旧増毛駅が観光拠点としてリニューアルされ、
記念の式典が行われました。

北海道増毛町の旧増毛駅は、おととし12月、JR留萌線の廃線に伴って95年の歴史に幕をおろしました。

その後、観光拠点として活用するため、町が7700万円をかけて行ったリニューアル工事が完了し、
22日に記念の式典が行われました。

工事では、開業当時の大正10年の写真をもとに木造造りの外観が再現され、広さも114平方メートルと、
これまでのおよそ2倍に広げました。

売店のほか、いすやテーブルが置かれて観光客が休憩できるようになっています。

駅舎の横には、滝川市出身の彫刻家が手がけた高さ7メートルのモニュメントが新たに設置されました。

小平町から来た80代の男性は「子どものころからよく遊びに来ていたので、楽しみにしていました。
新しい駅舎はとてもいいと思います」と話していました。

増毛町の堀雅志町長は「廃線になってからは町が少し沈んでいたが、新しくなった駅舎を玄関口として、
たくさんの観光客を迎えたい」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180422/K10011413541_1804221945_1804221955_01_02.jpg
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180422/k10011413541000.html