安倍晋三首相は21日、東京・九段北の靖国神社で始まった春季例大祭に合わせ
「内閣総理大臣 安倍晋三」名で「真榊」と呼ばれる供物を奉納した。
同神社が明らかにした。首相は23日までの例大祭期間中の参拝は見送る。

 5月9日に東京で日中韓3カ国首脳会談を開く予定であることを踏まえ、
参拝見送りによって中韓両国との関係維持を優先したとみられる。

 2012年12月の第2次政権発足以後、首相は13年12月に靖国神社を参拝した。
春季、秋季例大祭は参拝せず、いずれも真榊を奉納する対応を取ってきた。
8月の終戦記念日には13年から5年連続で玉串料を納めている。(共同)

靖国神社に供物 参拝見送り、春季例大祭
http://mainichi.jp/articles/20180421/k00/00e/010/240000c