民進党と希望の党は20日、両党幹部で構成する新党協議会を国会内で開き、5月の旗揚げを目指す新党の
基本政策などについて意見交換した。

集団的自衛権の行使を認めた安全保障関連法に関し、民進党が従来主張していた「白紙撤回」を目指すこと
で合意した。

両党の実務者がまとめた骨子案では「違憲と指摘される部分を削除することを含め、必要な見直しを行う」との
曖昧な表現にとどめていた。これに対し、両党のリベラル派議員からは「幅広い野党連携につながらない」など
と不満が出ていた。

「白紙撤回」は両党幹部が新党への参加者を確保するため、リベラル色を鮮明にした形。昨年の衆院選で安保
法容認を掲げていた希望は改めて説明を求められそうだ。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018042000935&;g=pol