沖縄県の翁長雄志知事は16日、17日に予定していた世界ボクシング評議会(WBC)前フライ王者の比嘉大吾選手と、所属ジムの具志堅用高会長への県民栄誉賞表彰式を実施しないと発表した。
2人から県民栄誉賞辞退の申し出があったという。
同賞は1999年以降、5個人・団体に贈られているが、辞退は初めて。

翁長知事はこれまでの実績から県民栄誉賞を受け取ってもらいたいという考えに変わりはないとして「今後の対応について2人と相談しながら進めていきたい」と賞を授与する意向を示した。

比嘉選手には「県民も今後に期待している。さらに精進し、これまで以上に活躍されることを期待している」とコメントした。

比嘉選手は14日、3度目の防衛戦の前日計量で体重超過となり、王座を剝奪された。15日のタイトル戦でもTKOで敗れ、プロデビュー以来初の黒星を喫した。

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