https://mainichi.jp/articles/20180412/k00/00m/040/065000c
「70歳代を高齢者と言わない都市」宣言

神奈川県大和市の大木哲市長は11日、「70歳代を高齢者と言わない都市」を宣言した。

一般的には65歳以上を高齢者としているが、大木市長は「70歳代の世代が生き生きと暮らし、人生100歳時代を迎える中、65歳以上を高齢者とする固定観念を変えていくことが必要だ」と説明している。


 大和市は2014年に「60歳代を高齢者と言わない都市」を宣言した。一方、日本老年学会や日本老年医学会が昨年、高齢者の定義を75歳以上とすることを提案。これを受け、今回の宣言を出した。

大木市長は「自立した生活を送っている人たちが、将来に向かい現役として活躍してもらうため、市の認識を示した」と話している。