「暗黒の道か、文明か」=トランプ氏、ロシアに決断迫る−シリア攻撃
http://www.afpbb.com/articles/-/3171200?cx_position=4
【4月14日 時事通信社】トランプ米大統領は13日午後9時(日本時間14日午前10時)すぎに始まった演説で、
アサド政権の後ろ盾であるロシアについて「プーチン(ロシア)大統領と彼の政府は2013年、
アサド政権の化学兵器廃棄を保証すると約束した」と批判。
「(アサド政権を支える)暗黒の道を歩み続けるのか、安定と平和をもたらす力として
文明国に加わるのか、ロシアは決断しなければならない」と迫った。
紺色の背広姿のトランプ氏は、トレードマークの赤ではなく濃い色のネクタイを着用。
厳しい表情で「先ほど、アサド(シリア大統領)の化学兵器関連能力を標的とした精密攻撃の開始を命じた」と宣言。
約1年前のミサイル攻撃にも触れ、再度の化学兵器使用を「人間の行為ではない。怪物の犯罪だ」と糾弾した。
「主権国家への根拠なき攻撃」ロシア・コサチョフ氏
https://www.nikkansports.com/general/news/201804140000465.html
ロシア上院のコサチョフ国際問題委員長は14日、米英仏3カ国のシリア攻撃について
「許しがたい国際法違反で、主権国家への根拠なき攻撃だ」と非難した。
ロシアのアントノフ駐米大使は13日、トランプ米大統領がシリアへの攻撃を発表した
国民向け演説でロシアを批判したことについて「ロシア大統領に向けた攻撃的発言は受け入れられず、
容認できない」との声明を発表した。インタファクス通信が報じた。
アントノフ氏は「米国は大量の化学兵器の所有国であり、他国を非難する道徳的権利はない」とトランプ氏を批判した。