米政府はトルコ政府に対し、ロシアのS400を購入することを推奨せず、代替案となる対空ミサイルシステムをトルコに提案する用意があると、マティス米国防長官が述べた。
米下院軍事委員会での公聴会でマティス長官は、「現在、相容れないミサイル防衛(MD)システムが1つの地域に持ち込まれるということが起こっている。
そしてこれは恐らく、NATO(北大西洋条約機構)の利益に対して最良の形で応えることにはならないだろう」と述べた。
国防長官はまた、米政府がトルコ政府と交渉を行っており、NATOの基準と両立するシステムをトルコ政府に提供する用意があると指摘した。
先に、ロシアとトルコがS400の供給を加速させることで合意したことが明らかになった。この決定は、プーチン大統領とエルドアン大統領による4月の会談の総括として承認されたもの。

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