中国首相を公賓待遇で調整…日中関係の改善狙う

 政府は、5月の日中韓首脳会談に合わせて来日する中国の李克強リークォーチャン首相について、外国首相としては最高位の「公賓」待遇で受け入れる方向で調整に入った。

 天皇陛下との会見を日程に盛り込む方向で準備を進めている。

 中国首相が公賓として来日するのは2007年4月の温家宝ウェンジアバオ氏以来、11年ぶり。政府は今年が日中平和友好条約締結40周年にあたることを踏まえ、李氏を厚遇することで日中関係改善につなげたい考えだ。

 李氏の来日は首相就任後初めて。外国要人の待遇は、上から国賓、公賓、公式実務訪問賓客、実務訪問賓客などがある。国王や大統領は国賓が、皇太子や首相は公賓が最も格式が高い。

http://sp.yomiuri.co.jp/politics/20180410-OYT1T50126.html