刑務官から叱責され落ち込んでいた−他の受刑者明かす 松山刑務所長は「動機不明」


吉田所長によると、平尾容疑者は昨年12月から刑務官の面接や心理専門家による心情聞き取り
を計8回実施。特に変わった様子はなく「仮出所したい」と意欲を見せていたという。

 ただ、最近、仮釈放になった別の受刑者の座布団を持っていたり、一般作業者のヘルメットと
作業着を着用したりし、刑務官から叱責を受けていた。

 これが逃走の動機につながった可能性については、吉田所長は「不明」としながらも、他の受刑者の
聞き取りで平尾容疑者が落ち込んでいる様子だったという報告があったことを明らかにした。

 吉田所長は「本人の本当の内面を把握していなかった」と述べた。

http://www.sankei.com/west/news/180411/wst1804110034-n1.html