ウワサの出どころは技術系メディアのSemiAccurateによる有料者限定記事で、同じく技術系メディアのWccftechがその内容を明らかにしています。
SemiAccurateは、以前にもPlayStation 4やXbox Oneについて正確にリークしたことで知られており、今回のPlayStation 5のリーク情報も信ぴょう性が高いものとして注目されています。
SemiAccurateによると、PlayStaion 5のCPUはAMD製8コアZen CPUが採用され、GPUは同じくAMDの次世代GPUアーキテクチャの「Navi」世代のもので、
それぞれPlayStation 5用にカスタマイズされたものが搭載される可能性が高いと指摘されています。

また、PlayStation 5はPlayStation VRへの対応を根底から想定しているシステムになっていて、既に開発用キットがゲームスタジオに配布されているとSemiAccurateは主張しています。
実際に「ウィッチャー3 ワイルドハント」を開発したCD Projekt REDは「現在開発中の『Cyberpunk 2077』は次世代の技術を用いて開発している」と発表し、話題となりました。

また、「グランツーリスモSPORT」のプロデューサーである山内一典氏は、Finder.comの取材に対して「グランツーリスモSPORTは8K環境でも問題なく動作すると思う」と発言しています。
現行のPlayStation 4 Proでも4K環境が最高であるため、8K環境を視野にいれた発言はPlayStation 5を意識したものではないかとFinder.comは主張しています。

Navi GPUが実際に市場に登場するのは2019年頃と言われているため、少なくとも2018年中にPlayStation 5が発売されることはなさそうですが、
「2018年〜2019年に発表されて、リリースされる可能性がある」とSemiAccurateは予想しています。
また、Wccftechは、PlayStation 4の売上げは下がっているものの、2016年にPlayStation 4 Proが発売されたばかりであること、
「The Last of Us Part II」「Death Stranding」「Ghost of Tsushima」などの大きなタイトルが控えていること、ローンチタイトルの開発にも時間がかかることを理由に、
PlayStation 5の発売は早くても2019年秋以降ではないかと予想しています。

次世代ゲーム機「PlayStation 5」の情報が一部リーク、開発キットは既にメーカーへ配布済みか
https://gigazine.net/news/20180410-playstation-5-spec-leak/