ユニ・チャームは女子中高生向けの生理用ナプキン「ソフィ センターイン ハッピーキャッチ」を24日、発売する。「部活の時に(ナプキンから経血が)モレてしまう」
「学校で生理中と知られたくない」など、女子中高生の悩みに対応した。現状で若年層をターゲットにしたものはなく、生理を前向きにとらえてもらうきっかけにしてもらいたいとしている。【江刺弘子】

 ユニ・チャームの調査では、女子中高生のほとんどが母親にナプキンを購入してもらっており、約8割が母親と共用していた。一方で、日中の生活環境が異なる母と娘では、そのニーズも異なることがわかった。

 女子中高生は日中、体育や部活があり、ナプキンを交換したくても授業中はできないなど不安要素が多い。「自転車通学時、サドルが赤く染まった」「学校の椅子が汚れた」など特に「モレ」は深刻で、
一度経験すると、ずっと気がかりな状況が続くことになるのが現実だ。一方で「モレ」について約5割が、誰にも相談していないという。

 新商品は女子中高生の悩みに対応し、従来の同社製品と比べると、経血の吸収率を130%にアップ。脚のつけ根にあたる部分はより柔らかにし、激しく動いてもよれたり、すれたりしないようにした。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180408-00000008-mai-soci