アラサーは「スマホ焼け」が深刻?「スマホ下がり肌」にも注意
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/14534372/
ざっくり言うと
アラサー世代の女性にスマホ中毒者が多いとファンケルが調査した
中毒の人ほど乾燥やしわなど、肌力が低下した「スマホ下がり肌」になるそう
紫外線よりも肌の奥に届くブルーライトによる「スマホ焼け」も危険だという
俗に「タバコ顔」「喫煙者容貌」とも称されるスモーカーズフェイス(smoker's face)については過去記事でも触れた(参考:「見た目の劣化」は過度の飲酒やタバコが招いた結果かも...)。習慣的な飲酒から日焼け状の赤い顔になってしまう「酒焼け」(drink-reddened face)という言葉をご存じの方も多いだろう。
自分はタバコを吸わないし、お酒も嗜む程度だから、そんな言葉とは無縁の人生だわ。そう思われた人にこそ訊いてみたい、あなたは「スマホ下がり肌」という新語をご存じ?
スマホはお肌の「悪友」かも
また、問2と問3に関しても「YES」と回答した比率では、アラサー世代が最も高かったというから、おそらく大方の予測に反して、高校生世代よりも昨今の30±5歳のほうが「スマホ命」度が濃いのだろうか。
さらに『「現代女性のスマホとの付き合い方」に関する意識と実態調査』と題された今回の調査が興味深いのは、問1を「YES/NO」のいずれかで答えた双方に「肌の悩み」についても踏み込んで訊いている点だ(化粧品・健康食品メーカーなので当然だが)。
それを集計してみたら、スマホ中毒を自覚している女性ほど自身の肌力が低下しており、肌の乾燥やくすみなどの悩みが多いとの結果が得られたそうだ。そのファンケル報告曰く――、
《このことから「スマホ中毒」ほど、肌力が低下が低下した状態である「スマホ下がり肌」になっていることが分かりました》
出たな、スマホ下がり肌! そう言ってオチャらけてる場合ではないほど、肌の健康をめぐるアラサー事情が深刻なのは、同報告書の次のような記述からも明らかだろう。
《スマホ中毒のアラサー女性たちは、寝る直前までスマホを使用している人が94%でした。就寝までの使用時間は、平均で約34分、長い時は約80分も使用している時もあるという結果でした》
就寝前のスマホ漬けは「ブルーライト浴」そのもの!
「うんうん、いちいちがスマホあるあるだよ!」
そう言って、うつ向いたまま(首や顎の下のシワ原因に!)、目を細めつつ(やがてカラスの足跡に!)、画面に集中し、スマホ本体が熱を浴びている(メラニンの生成を活発化させる、この熱が大敵!)のも気づかないアナタ、もう80分を超過していないか?
こうして就寝前の、つまり毎夜のすっぴん状態でのスマホ漬けは、ブルーライト浴そのもの。人の目で見られる可視光線の中でも最も波長が短く、強いエネルギーを持ち、紫外線よりも肌の奥に届くといわれる、このブルーライト。浴びてカラダに良いわけがない。