ロシア貨物機 シベリア上空で金の延べ棒200本 3.4トン分ばらまく 雪原で行方不明(動画)
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/4/24275.html

 極東ロシアの空港で先月15日、貨物輸送機「アントノフAn-12」の飛行中、ハッチが開き、金の延べ棒200本を含む貴金属が、
空中にばらまかれる事故が起きた。金は総重量3.4トン、時価総額210億ルーブル分(約390億円)に相当するという。

 ロシア国営イタルタス通信やシベリアン・タイムズによると、先月15日、シベリアのヤクーツク空港で
「ニンバス・エア(Nimbus Air Company)」所有の貨物輸送機が、離陸直後に貨物ハッチが開き、積み荷の一部が滑走路や周辺に落下した。

 貨物輸送機はヤクーツク空港を離陸後、16キロほど飛行を続け、途中で事故に気づき、ヤクーツク空港から北西に26キロ離れたマガン空港に緊急着陸した。
この事故でけが人はいなかったが、積み荷の金やプラチナ、ダイヤなど10トン近い貴金属が周辺の雪原に散乱。

 当時、貨物室内には金の延べ棒だけでも200本分、総額で390億円分の貴金属を搭載していたと言われているが、
滑走路周辺で見つかったのは、金の延べ棒172本のみで、残りは広大な雪原の中に埋もれていると考えられている。
(略)