特定の民族や国籍の人たちへの差別的な言動、いわゆる「ヘイトスピーチ」について、
川崎市は全国で初めて公共施設でのヘイトスピーチを規制するガイドラインの運用を
始めました。

 川崎市のガイドラインはヘイトスピーチを事前に防ぐことを目的とし、公園など
公共施設でヘイトスピーチが行われると予想される場合に、施設の利用を申請した個人や
団体に利用を許可しないことや許可を取り消すことができるなどとしています。また、
判断が恣意的にならないよう第三者機関に事前に意見を求めるとしています。

 川崎市では、ヘイトスピーチデモが2013年から10回以上繰り返されていて、対策を
求める声が高まったことから、去年、ガイドラインが策定され、その運用が31日から
始まりました。

 公共施設でのヘイトスピーチを事前に規制するガイドラインの策定は、全国で初めてです。http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3330877.html