復興庁は、東京電力福島第1原発事故に伴う放射線への正しい知識を普及させるため、一般向けのパンフレット「放射線のホント」を発行し
た。復興庁ホームページ(HP)で閲覧できる。
 放射線に関する疑問に答える形で、短い言葉やイラストを取り入れて分かりやすい表現にした。放射線に関し「身の回りからゼロにはでき
ません」「うつりません」と明記したほか、本県について「県内の主要都市の放射線量は事故後7年で大幅に低下し、国内外の主要都市と変わらないくらいになりました」と記した。
 復興庁が策定した「風評払拭(ふっしょく)・リスクコミュニケーション強化戦略」に基づき発行した。内容については医療や広報に詳し
い有識者の助言を受けた。吉野正芳復興相(衆院福島5区)は30日の記者会見で、パンフレットについて「福島への風評払拭や偏見、差別の
解消が進むよう放射線に関する正しい情報を全国に向けて発信する」と述べた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180331-00010012-minyu-l07