草津町の動物園で今月、生まれたカピバラの5つ子の赤ちゃんのうち27日までに4匹が死に、動物園は残る1匹の公開を中止しました。
園では「順調に育っているので公開を待っていてほしい」と話しています。

草津町にある「草津熱帯圏」では今月7日の朝、カピバラの5つ子の赤ちゃんが生まれ、元気に走り回る様子などが人気を集めていました。
動物園によりますと、カピバラの赤ちゃんは今月21日から27日までに合わせて4匹が死に、残る1匹に母親が乳を与える様子が見られないことから、公開を中止しました。
現在は飼育員がミルクを飲ませるなどして、順調に育っているということです。
動物園のブログなどには、「がんばって生きてほしい」とか「応援しています」などというメッセージが相次いで寄せられていて、園では赤ちゃんの状態が安定したらまた公開し
たいとしています。
東京から訪れた親子は「残念ですが1匹は元気ということなので、このまますくすくと成長してほしいです」とか「次の機会に赤ちゃんを見たいです」と話していました。
飼育担当の熊本耕治さんは「元気よくミルクを飲んで体重も増加しているので、よい方向に向かっていると思います。楽しみに待っていてほしいです」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20180328/1060001530.html