「外交不発なら軍事行動も」=対北朝鮮−米軍幹部
 小野寺五典防衛相は19日、米太平洋軍のバーガー海兵隊司令官、ブラウン陸軍司令官らと防衛省で
会談し、核・ミサイル開発を継続する北朝鮮への対応について意見を交わした。バーガー氏は「外交政策
が仮にうまくいかなかった場合は、われわれ軍として何かしら対応を取らなければいけない可能性も出て
くる」と語り、あらゆる事態に備えていると説明した。
 小野寺氏は「(対話姿勢への)北朝鮮の変化は日米を含めた国際社会の圧力が功を奏したものだ」との
認識を示し、3月末から4月初めに始まるとされる米韓合同軍事演習の計画通りの実施を求めた。ブラウン
氏は圧力をかけ続ける重要性を強調した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018031900789&;g=pol