きょう5日(月)は、前線を伴った低気圧や湿った空気の影響で、大気の状態が不安定となっており、雨雲が発達して強い雨を降らせています。
低気圧や前線に向かって湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になっています。このため、雨雲が発達して、局地的に激しい雨を降らせています。

▼1時間に35ミリ以上の降水を観測した地点
 田野(高知)  43.5 mm
 平島(鹿児島) 41.5 mm
 美津島(長崎) 38.5 mm
 諏訪之瀬島(鹿児島)38.5 mm
 宝島(鹿児島) 38.0 mm
 後川(兵庫)  35.0 mm

今後の雨の予想
九州では午後は強い雨の可能性は低くなっていますが、中国地方より東のエリアでは午後も一時的に雨が強まる可能性があります。
今夜にかけて、関東や沖縄で雨がかなり強まる予想です。急な強い雨や雷雨に注意してください。

強風・暴風や高波に注意
低気圧や前線の周辺では気圧の傾きが大きく、風が強く吹きやすい状態です。
雨雲の通過前から通過中のエリアでは、南西からの強い風が吹いています。九州南部、奄美地方では、春一番が吹いたと気象台から発表がありました。
このあとも太平洋の沿岸を中心に、南西からの風が強く吹く予想です。東京湾沿岸などでは、鉄道などの交通機関の運行へ影響が出る可能性があります。

▼各地の最大瞬間風速
 室戸岬(高知) 26.1 m/s
 友ケ島(和歌山)26.0 m/s
 和歌山(和歌山)25.7 m/s
 浜田(島根)  24.8 m/s
 洲本(兵庫)  24.7 m/s
 大島(伊豆諸島)24.4 m/s
 瀬戸(愛媛)  24.2 m/s
 雲仙岳(長崎) 24.2 m/s
雨の前は南風、雨の後は北風
一方、雨雲の通過後は、北からの風が強まる予想で、山陰や九州北部などの沿岸では夜にかけて暴風となるおそれがあります。雨の前と違い冷たい風ですので、体感の変化にもご注意ください。

https://weathernews.jp/s/topics/201803/050145/