台風並み低気圧の影響で、北海道は3月2日にかけて、命にかかわる暴風雪や大雪の恐れがあります。外出はせずに、厳重警戒をしてください。

 24時間の雪の量は、伊達市大滝で44センチ、十勝地方の中札内村で42センチで、ここ数時間で急激に積雪は増えていて、伊達市大滝では至るところで車が埋り、少なくとも車100台以上が一時立ち往生しました。

 また、1日朝から除雪作業に出た除雪車の49歳の男性と連絡が取れなくなり、警察は1日午後4時に、自衛隊に救助要請をしています。

 また伊達市と壮瞥町で約2300戸が停電しています。

 風は南西部で強く、最大瞬間風速は、えりも岬で31.5メートル、浦河町で30.1メートルと強くなってきました。

 これまで胆振地方を中心に9件の風の被害が出ていて、室蘭市では、屋根がはがれ消防が出動し対応にあたりました。

 十勝地方は夕方に雪のピークを迎えています。40センチの雪が降った大樹町では、至る所で車が雪に埋まっています。

 さらに函館市では雨になり、至る所で道路が冠水し、1件の住宅に水が入りそうになりましたが、土のうで対応したという事です。

 これから2日にかけて最大瞬間風速は35から40メートルの予想で外出は危険なレベルとなりそうです。

 また2日夕方までに、日本海側で60センチ、その他で40センチの大雪となりそうです。

 特に1日夜からは、2013年に9人が死亡した時に匹敵するような猛吹雪になる恐れがあります。車が立ち往生すると危険です。外出は控えてください。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180301-00000006-hokkaibunv-hok