中傷殺到のカナダ選手「危険感じ本当に怖かった」 きょう閉会式の旗手に


平昌冬季五輪ショートトラック女子500メートル決勝で韓国選手が失格したことに絡み、SNS上で
殺害予告を受けたカナダのキム・ブタン選手(23)が、「身の危険を感じ本当に怖かった」と
当時の心境を吐露した。24日付のカナダ紙、トロント・スター(電子版)などが伝えた。

 13日の競技では、2位でゴールした韓国の崔●(=王へんに民)禎(チェ・ミンジョン)選手
=(20)=がブタン選手と接触。違反行為とみなされ失格となり、ブタン選手が繰り上げで
銅メダルを獲得した。

 これに韓国の一部ネットユーザーが猛反発し、殺害予告を含む中傷投稿を、ブタン選手の
写真共有アプリ「インスタグラム」などに大量投稿して“炎上”させた。

 「身の危険を感じ本当に怖かった」と振り返ったブタン選手だが、今大会では銀1、銅2のメダルを獲得した。

http://www.sankei.com/pyeongchang2018/news/180225/pye1802250034-n1.html