韓国統一省は、平昌五輪閉会式に派遣される北朝鮮代表団を率いるのは金英哲氏だと発表した。金氏は、米韓の「ブラックリスト」に記載されている。
ロイターによると、金英哲氏は対韓関係を担当しており、朝鮮労働党副委員長である。さらに、総参謀部偵察総局長という経歴も持つ。
韓国で金氏は2010年に起きた韓国海軍哨戒艦「天安」沈没の主犯の1人だと見られている。
金氏はさらに米韓のブラックリストに記載されているが、ロイターによると、韓国は「五輪のため」韓国入りを許可する方針だ。
「天安」は黄海に浮かぶ白翎島周辺で沈没し、乗員46人が死亡。国際調査委員会は、艦船が北朝鮮海軍の潜水艦によって沈没したと結論付けた。北朝鮮はこの疑いを完全に否定している。

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