【AFP=時事】メキシコ南部で発生した強い地震の震源付近で16日、現地視察に向かったアルフォンソ・ナバレテ内相とオアハカ州知事が乗っていたヘリコプターが墜落し、地上にいた2人が死亡した。内相は無事だった。当局が明らかにした。

 メキシコ内務省のツイッター投稿によると、墜落事故は、ナバレテ内相とオアハカ州のアレハンドロ・ムラト知事が、マグニチュード7.2の強い地震に見舞われた現地の視察にヘリで向かっていた際に起きたという。

 内省は「不運にも、この事故によって地上にいた2人が命を落とした」と述べた。

 またナバレテ内相が現地テレビ「テレビサ」に語ったところによると、ヘリコプターに乗っていた複数人も負傷した。

 首都メキシコ市から、震源の南西約37キロのオアハカ州ピノテパデドンルイスに向かっていた軍用ヘリコプターは、同内相によると、着陸する直前、高度約40メートルでコントロールを失い、墜落したという。

 またヘリコプターに搭乗していたテレビサの記者によると、着陸地点に大きな砂ぼこりが立ち上った後、ヘリは突然、墜落したという。【翻訳編集】AFPBB News

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