2月11日にモスクワ郊外に墜落した旅客機An−148の事故について、モスクワに本部がある州際航空委員会はフライトレコーダーの最初の解析を行い、
ピトー静圧管の氷結によって操縦士が飛行速度について不正確な情報を受け取った可能性があると発表した。
センサーであるピトー静圧管は、航空機の速度、圧力、また操縦に必要なその他のパラメータを測定する。
州際航空委員会によると、センサーの氷結は、航空機の3つの装置すべての加熱状態が飛行中ずっとオフだったことと関係している。なお、この原因はまだわかっていない。
同委員会は、これらの装置の故障が乗組員の行動の誤り、また操縦の過程における間違った判断につながった可能性があると指摘している。

https://jp.sputniknews.com/incidents/201802144574485/